デック(トランプ)に興味を持った皆様へ

投稿者 :和泉圭佑 on

はじめまして、店長の和泉圭佑です。当店にお越しいただきありがとうございます。当店は日本初となる、マジシャンやカーディストリー向けのデック専門店となります。

 

そもそもデックって何?

デック(deck)とは英語で「一組」を意味します。日本語でいうトランプはplaying cardsやa deck of cardsといいます。日本語でもコレクターやマジシャンはトランプではなくデックと呼んでいます。

ちなみに遊戯王などトレーディングカードゲームでは「デッキ」と呼びますが、もちろんデッキと呼んでも間違いではありません。ただデックのほうが通じやすいです。

 

マジシャンやカーディストリー向けってどういうこと?

100年以上前からマジシャンたちはアメリカのThe United States Playing Card Company(USPC社)製のデックを愛用していました。デザインのエレガントさや手に入りやすい値段だけでなく、何より品質が優れていたことが特徴的です。

毎日使う商売道具だからこそ品質にはこだわりたい、そんなマジシャンたちが愛したデックは紙製トランプでした。

日本だとトランプといえばプラスチック製がメジャーかもしれませんが、手触りや広がり具合は紙製のほうが優れている場合が多く、今でも多くのマジシャンは必ずといっていいほど紙製を選んでいます。

そんな中、トランプを曲芸のように器用に扱うマジシャンが現れました。キレイに広げたり、素早くカードを分けたり、空高く飛ばしてキャッチしたり…そんな卓越した技術を持った人たちはカーディスト、その曲芸をカーディストリーと呼ばれるようになりました。

当店はただの「トランプ屋さん」ではありません。トランプならなんでも扱っているわけではありません。品質にうるさいマジシャンやカーディストたちが好んで使う高品質で、デザインに一癖も二癖もあるものを取り扱っています。

 

デックの何が面白いの?

デックには色んな使い方があります。マジック用に人前で使ってもいいでしょうし、部屋に飾ってもいいでしょうし、何かの時間つぶしにカバンから取り出してもいいでしょう。デックは、生活の節々で、全く異なった表情を見せてくれるのです。

デザインの違いはもちろんのこと、手触りの違いも独特な差があります。生産ごとに変わるロット差だけでなく、生産プロセス変更に伴う品質の差など、いろいろな「違うもの」が日常を豊かにしてくれます。デックはどれも違うから楽しいのです。

特に年代モノのデックは格別です。100年以上前のデックが完璧な状態で残っていることもあり、まるでタイムカプセルのように感じます。しかも骨董品としてはお値段もお手頃なので敷居も低く、世界中にデックコレクターは存在します。

 

まず最初はどのデックが良いの?

先程説明した通り、デックはそれぞれ違います。まずはその違いを楽しんでいただくのが良いでしょう。

当店ではデックを品質別(柔らかさと厚み)と工場別に区分けしております。まずはページをスクロールしていただき、色々と眺めてみてはいかがでしょうか?

デックはどれも違っているからこそ開けるたびに新しい発見があり面白いのです。当店では、そんなデックの楽しみを皆様と共有したいと思っております。


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